稠密なる図書たち

ビブリオバトル用図書の処分状況。

2016-01-01から1年間の記事一覧

怪談の学校(著:京極夏彦、木原浩勝、中山市朗、東雅夫)

怪談の学校 (ダ・ヴィンチ ブックス―怪談双書) 作者: 怪談之怪 出版社/メーカー: メディアファクトリー ダヴィンチ編集部 発売日: 2006/02 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (12件) を見る 怪談とは、日本に古くからある夏の…

講座の覚書:抽象線型代数ーShift不変部分空間と最小多項式

2週間くらいまえに受講した、線型代数の講座の覚書をここに記す。定義や数式などの話はズバッと省略して、まずキーワードをパラパラと並べて、どんな話を聞いたのかをざっくりと書いて、最後に個人的な感想を述べる。 今まで習ったこと この線型代数の講座は…

藤津亮太「アニメを読む 心が叫びたがってるんだ。」を聴講してきた。

昨日、朝日カルチャー新宿での藤津亮太氏による講義「アニメを読む 心が叫びたがってるんだ。」を聴講してきた。講義内容全部をここに書くわけにはいかんだろうけど、面白い話だなと思ったことをつらつらと箇条書きしてみる。 ・作品の特徴 キャラクターが主…

日本建築学会構造系論文集 2016年6月 を流し読みした。

序文(研究背景・研究目的あたり)をざっと流し読みしただけだが、思ったことをつらつらと。 掲載論文は11タイトル。かつてと比べて冊子が薄いように思えるのは先月と同様。 Twitterでも触れたけど、山本剛ら「木造住宅の屋根にに堆積した火山灰の滑動に関す…

ウルトラスーパーざっくり線型代数の歴史

微積分の起源といえば、17世紀のニュートンとライプニッツにある。これは有名。すごく有名。もちろんその後の時代の流れとともにその理論は進化を遂げたが、とても顕著なエポックメイキングがこの17世紀にあることは間違いない。では線型代数の起源とは? ど…

フーリエ級数論を通じて19世紀の実解析学の流れを眺めてみた。あるいは振動論のご先祖様のお墓参りでもある。

弱気なまえおき:数学の話がいろいろ出てきますが、厳密な定義や数式や論理は避け、なるべく直感に訴えるような書き方をしています。ただ、記事に間違いがありましたらそれは私の至らないところとして甘んじて受け入れますので、コメント頂ければ幸いです。 …

新規開設のごあいさつ。

2n2n、またの名を暴力装置マンです。はてなブログを新規開設することにしました。以前もはてなダイアリーで色々書いていましたが、2009年あたりにTwitterへ手を染めて以来、まとまった長文記事を書くのが億劫になってしまいほとんど更新しなくなってしまいま…